M&A・組織再編

「事業を拡大するため、M&Aを実施していきたい。どのような点に注意するべきだろうか。」
「事業譲渡や事業承継と、株式取得にはどういった違いがあるのだろうか。」
M&Aや組織再編に関して、こうしたお悩みを抱えていらっしゃる方は少なくありません。このページでは、企業法務に関する様々なテーマのなかから、M&Aと組織再編についてご説明いたします。

 

■M&A とは
M&Aとは、「Mergers & Acquisitions」の略語であり、直訳すると買収と合併という意味です。企業買収は、買収する企業の株式を譲り受けることで行うのが一般的です。合併は、新設合併と吸収合併の2通りがあります。新設合併は、新しい会社を設立し、既存の会社がその新しい会社に統合されるものです。吸収合併は、既存の会社のうち一方が存続し、もう一方が存続する会社に統合されるものです。

 

■M&Aのメリット
M&Aのメリットとしては、次のようなものがあります。例えば、自社の既存のビジネスカテゴリーと関連があるものの、同一ではない製品やサービスを持つ会社を取り込むことで、業界内での地位を底上げできます。これは、シナジーや規模の経済を活かすことができるようになるともいえます。また、自社の既存のビジネスカテゴリーとは大きく離れた新しい事業や無関係の事業を営む会社を取り込むことで、既存製品に付加価値を付けたり、経営の多角化につなげたり、といったことができます。現金による買収のほか、株式交換により行われるものもあります。

 

■組織再編とは
組織再編とは、文字通り会社組織を再編することをさし、具体的には特定事業を子会社化したり、逆に子会社を吸収したりすることをさします。組織再編の意図は、本社機能を集中することで事業の経営体質を改善させたり、利益率向上を図ったりということにあります。また、不採算事業部門を子会社として分割・独立させ、他社へ売却するなどの出口戦略を採る場合もあります。全体としては、組織再編により経営の選択と集中を行うことを目指しているといえます。

 

東京スタートアップ法律事務所さいたま支店は、埼玉県さいたま市大宮区を中心として、北区、西区、見沼区のほか東京都にお住まいの皆様から、広くご相談を承っております。
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弁護士紹介

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弁護士 神尾 尊礼(かみお たかひろ)

所属
埼玉弁護士会
経歴
2004年3月
東京大学法学部卒業
2004年4月
東京大学法科大学院入学
2006年3月
東京大学法科大学院卒業
2006年12月
司法試験合格・司法修習開始
2007年12月
司法修習修了・弁護士登録
2007年12月
森・濱田松本法律事務所
2009年2月
法テラス埼玉法律事務所
2012年2月
彩の街法律事務所
2019年7月
弁護士法人ルミナス法律事務所

メッセージ

弁護士12年目の経験と再挑戦

弁護士になって10年以上がたちます。
まずは大手渉外事務所に入り、比較的強い立場からの事件を担当していました(会社、地主など)。次に法テラスに行き、全く真逆の、社会的弱者と言われる立場の事件を担当してきました(労働者、賃借人など)。その後自分の事務所を立ち上げ7年間、企業法務から家事(離婚や相続等)、刑事弁護等多くの分野を担当してきました。 携わった事件類型は、弁護士の中でもバラエティの多い方ではないかと思っています。2018年ころから、社会問題となるような事件を多く担当しました。他の専門家の話を聞く中で、1人でやることの狭さ、限界を感じるようになりました。そんな折、弁護士法人ルミナス法律事務所へ参画する機会をいただきました。私自身、やることは大きくは変わりません。自分の経験や知識を少しでも還元できればと思い、弁護士12年目の再挑戦を始めました。

事務所概要

Office Overview

事務所名 東京スタートアップ法律事務所さいたま支店
弁護士名 神尾 尊礼(かみお たかひろ)
所在地 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町一丁目266番3シンワKIビル2階
電話番号・FAX番号 TEL:048-780-2545 FAX:03-6771-7266
対応時間 【平日】9:00~17:30 【定休日】土日祝